F邸様(静岡県)
耐震シェルターの工事です。

弊社オリジナルのセーフティールーム
シェル他くんを施工しました。

シェル太くんの工事の様子を
順にご紹介させて頂きます。

和室と廊下との建具を外して
8帖としてご利用ですが、

その和室6帖の空間に
シェル太くんを施工します。

まずはBefore写真からご紹介します。

解体工事

シェル太くんの鉄骨を組むため
床はすべて解体しました。

押入と廊下奥のシステム収納も
新しくクローゼットに作り替えるため
解体撤去しました。

鉄骨組工事

鉄骨加工工場で加工した
頑丈な鉄骨材を搬入

柱と接続金物を接合し
床の大梁→天井の大梁の順で
組立てが進みます。

鉄骨組工事

柱と大梁を組右立て後
間に小梁を取り付けていきます。

レーザー墨出し器を使って
鉄骨の水平や垂直を確認しながら
金物の接続を完了します。

天井の対角線に筋交いブレスを取り付けました。

筋交いブレスを取り付けることで
より耐震性がアップします。

鉄骨組工事が完成

柱と大梁、小梁、筋交いブレスの後
天井にキーストンプレートを取付け
鉄骨枠組工事は完了です。

躯体とは別に内側で
独立して鉄骨を組み立てる内組独立工法で
強固な耐震鉄骨ができました。

根巻きコンクリートの工事

組立が完了したら、柱脚まわりを
コンクリートで固めます。

脚部を固めることで柱と
ベースコンクリートをしっかり固定します。

全体の強度を高める役割のある
重要な工程です。

木工事_床組み

元の高さで、新しく床をつくっていきます。

大引き→根太の順で施工し
床下断熱材を入れて、床下地合板を張りました。

床の次は天井組みです｡

天井は野縁受け→野縁の順で施工し
この後、天井下地ボードを張ります。

外部への掃き出しサッシも
新しく取り替えました。

天井と壁の下地ボードを張り
建具枠の取付が完了し
仕上げは内装工事です。

石膏ボードの溝やビス穴を塞ぎ
パテという粘土のような材料で埋めて
平滑にするパテ処理から行います。

パテ処理はクロス貼の仕上がりを
左右する大切な作業です。

パテが乾いたらクロスを貼り
建具を吊り込みました。

シェル太くんが完成

まずはペットドアと窓をご紹介します。

ネコちゃんのためのペットドア
下の方に小さな窓がついていて
扉を閉めたままでも廊下から出入りできます。

半透明のスクリーンと枠は
マグネットでピタッと固定されます。

外部への掃き出し窓も新しくなり
外壁の補修も完了しました。

シェル太くんが完成しました｡

6帖の和室と廊下を合わせて
8帖の部屋になります。

〈A面〉押入れは3枚引戸のクローゼット収納になり
内部も広々、使いやすくなりました。

〈B面〉隣の和室への出入する襖は
光を取り入れる障子窓に変更

隣室と続き間の和室が
独立した洋室になりました。

〈C面〉廊下への扉をペットドアに新調
〈D面〉外部への窓を新調

既存壁の内側に新しく壁を造作しましたが
ひとまわり小さくなった感じは全くなく
明るい壁紙を貼り、スッキリと仕上がりました。

もとの6帖の四隅にクロスで仕上げている部分に
シェル太くんの頑丈な鉄骨の柱が入っています。

床は木目の美しいフローリング
天井も床とコーディネートした
木目柄であたたかみのある雰囲気になりました。

この部屋は寝室として使用されますが、
これから先も長く...
安心してお過ごしいただけることと思います。

お施主様には
撮影にご協力頂きましたこと
心より感謝申し上げます。