欠陥住宅を招くのは地盤への配慮が足りない場合が多いのですが、ヤマヒサでは地盤調査を必ず実施。 専門家が1宅地当たり5ヶ所以上のポイントでスウェーデン式サウンディング試験方法により、地盤の調査を実施。地盤強度を判定します。 耐震力が不足している地盤には、その地耐力により、適切な地盤改良を実施いたします。
建物を支える基礎は、ダブル配筋の鉄筋コンクリート一体型のベタ基礎を採用。 建物の重量を基礎の床スラブ全体で支えるので、不同沈下を防ぐと共に、地震時にかかる力を一部に集中させずに、素早く地中に分散。 さらに、地震時に加わる力にも建物を強度に支え、建物のスベリを防止します。
土台、通し柱、外周管柱には、JAS規格認定の集成材120mm角ボスウッドを使用し、床梁には120mm(外周)、105mm(内部)のボスウッドを使用。 ボスウッドはグリーン材(ムク材)の欠点をとり除き、ひき板にして積層した高強度で均質性に優れた構造材です。 また、柱や梁の接合部分にはコンピュータ制御によるプレカット加工を採用、さらに耐震、耐風金物を要所に使用し、構造材の接合部を強力に緊結します。
台風や地震時に水平に加わる力に対して変形しにくいよう、床には横揺れに強い剛床構造「マルチソリッドフロア」を、壁には、筋かい耐力壁の他に、特に強度を必要とする箇所に面材耐力壁「マルチソリッドウォール」を配置。 建物全体にバランスよく配置し、ねじれやゆがみを防止し、偏心率を小さくしています。
土台には耐腐朽性に優れた構造材を採用し、壁体内には二層の通気層、小屋裏には棟換気口、床下には換気口の代わりに基礎の上端と土台の間に基礎パッキンを設け、木材の大敵である湿気を徹底的に排除するとともに、住まいの耐久性を向上させるフル通気工法を標準採用しています。
大地震によって建物が振動すると、面材(構造用合板、石膏ボード)と柱の間にズレ変形が生じます。 そこに高層ビルに使用される粘弾性体を戸建て住宅に応用した圧さ1mmのテープ状の粘弾性ダンパーを介在させることにより、地震エネルギーを建物全体でしなるように吸収し、建物の応答変位を約1/2に低減します。
地震や台風時に柱を土台から引き抜く力を阻止する「ホールダウン金物」、梁と梁を緊結する「羽子板ボルト」、柱と梁を緊結する「エースプレート」、筋かいと柱を接合する「筋かい金物」、軒先が強風により飛ばないように固定する「ハリケーンタイ」など、要所要所に専用の構造金物を使用。 これらの接合部を強力に緊結する構造金物は「Zマーク表示金物」およびこれを上回る性能試験に合格した金物を標準採用しています。 コンピュータ制御のプレカット加工システムによる接合精度が高く、ひずみない構造部の接合と合わせて、耐震性など外圧に優れた強度を発揮する強靭な住まいを造ります。
マグニチュード7.3の阪神・淡路大震災が発生した当時、被災地内には218棟のヤマヒサの家が建っていましたが、全壊・半壊は1棟もなく、これは優れた「耐震性」と「耐火性」の実証と言えます。設計の自由度が高く、増改築がしやすい伝統の木造軸工法に次代の科学的建築手法を用いた安心構造の住まいです。